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J-GLOBAL ID：201102204468293301   整理番号：11A0537107

生物活性ガラスおよびガラス-セラミックスからのイオン性溶解産物に対する生物反応のレビュー

A review of the biological response to ionic dissolution products from bioactive glasses and glass-ceramics

著者 (3件)： HOPPE Alexander (Inst. of Biomaterials, Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Erlangen-Nuremberg, Cauerstrasse 6, 91058 ...) ,  GUELDAL Nusret S. (Inst. of Biomaterials, Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Erlangen-Nuremberg, Cauerstrasse 6, 91058 ...) ,  BOCCACCINI Aldo R. (Inst. of Biomaterials, Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Erlangen-Nuremberg, Cauerstrasse 6, 91058 ...)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 32  号： 11  ページ： 2757-2774  発行年： 2011年04月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ケイ酸ガラス,ガラス-セラミックスおよび燐酸カルシウムのような,何種類かの無機材料は,生物活性,吸収可能であり,骨組織エンジニアリング応用に適した,適切な機械的性質を有することが示されている。しかしながら,このような無機材料のイオン性溶解産物とヒト細胞の間の相互作用の正確な機構は,完全には明らかになっておらず,これは過去10年間に生物材料コミュニティーで相当な研究を促してきた。この総説は,骨形成および血管新生と関係した,ケイ酸生物活性ガラスおよびガラス-セラミックスの溶解産物の影響を特異的に研究した,文献報告をカバーしている。特に,微量元素(例えばZn,Sr,MgとCu)をドープした,密な生体材料と足場の製造および足場の生物学的性能に与える,これら元素の影響に関する検討での最近の進歩を,詳細にまとめ,考察した。明らかに,人工材料に対する生物反応は,化学組成,トポグラフィー,多孔性および粒子の大きさのような,多くのパラメーターに依存する。しかしながら,この総説は,材料のイオン溶出動力学およびヒト細胞挙動に与える遊離したイオン性溶解産物の特別な影響のみを中心にして,将来の研究の展望を示し,この分野を進めるのに必要な特別な研究を同定した。純粋およびドープしたケイ酸ガラス,新しい特別な組成を有する燐酸に基づくガラスおよび何種類かの別のケイ酸に基づく化合物の生物学的性能を,詳細に考察した。レビューした論文で検討している細胞は,ヒト骨芽細胞と破骨細胞および内皮細胞と幹細胞を含んだ。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 生物活性 ,  *ガラスセラミック ,  *バイオセラミック ,  文献展望 ,  ケイ酸塩ガラス ,  リン酸カルシウム ,  *生体工学 ,  *機械的性質 ,  無機材料 ,  相互作用 ,  *医用素材 ,  骨形成 ,  血管新生 ,  微量元素 ,  *人工材料 ,  化学組成 ,  トポグラフィー【形態】 ,  多孔性 ,  粒径 ,  *動力学 ,  *破骨細胞 ,  内皮細胞 ,  幹細胞 ,  *骨芽細胞 ,  溶出試験【化学物質】
準シソーラス用語： *骨組織工学 ,  細胞-材料相互作用 ,  *生物材料 ,  *生体材料 ,  *足場材料 ,  *イオン動力学 ,  薬物放出動力学

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 生物活性 ,  ガラス ,  セラミックス ,  イオン性 ,  溶解 ,  生物 ,  レビュー