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J-GLOBAL ID:201102204647513802   整理番号:11A0929486

高炭酸ガス症ラットモデルの肺組織におけるマトリックスメタロプロテイナーゼとメタロプロテイナーゼの組織阻害因子発現

Expression of matrix metalloproteinase and tissue inhibitor of metalloproteinase in lung tissue of hypercapnia rat model
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 116-121  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】高炭酸ガス症ラットの肺組織でのマトリックスメタロプロテイナーゼ9(MMP-9),マトリックスメタロプロテイナーゼ2(MMP-2)とメタロプロテアーゼの組織阻害因子(TIMP-1)発現を調査する。【方法】40匹のウィスターラットを,対照群(A群,n=20)と高炭酸ガス症群(B群,n=20)にランダムに分けた。B群は,4週の間,毎日7時間,混合ガス暴露(6%CO_2,21%O_2,72%N_2)を受けた。我々が調べるパラメータは,動脈血ガス,平均肺動脈圧,肺組織でのMMP-2,MMP-9,TIMP-1,およびNE活性であった。弾力性繊維のMasson色素沈着をコンピュータ像分析器で分析した。肺組織の組織病理的変化を光学顕微鏡の下で観察した。肺組織でのMMP(MMP-2,MMP-9)およびTIMP(TIMP-1)のタンパク質発現を免疫細胞化学で測定した。【結果】非代償性呼吸性アシドーシス(pH=7.20±0.04,PaCO_2=7.84±0.15)がB群で発生した。平均肺動脈圧はBとA群で類似していた(P>0.05)。肺での組織水腫,小さい血管の内皮細胞損傷,肺ミクロ血栓形成と肺毛細管透過性の増加が,B群で観察された。NE活性が有意に増加した(P<0.01)。しかしながら,MMP-2,MMP-9,TIMP-1活性の有意な変化は,B群とA群で見つからなかった(P>0.05)。肺組織での弾力性繊維の相対的含有量の有意の減少が,B群で,A群と比較して,あった(P<0.01)。B群の肺組織でのMMP-2タンパク質発現は,A群でのそれより低かった(P<0.01)が,B群の肺組織でのMMP-9およびTIMP-1タンパク質発現はA群でのそれらより高かった(P<0.01)。【結論】高炭酸ガス症ラットモデルは,混合物ガス暴露(6%CO_2,21%O_2と72%N_2)への動物の露顕によって複写できる。肺動脈圧は,高炭酸ガス症に影響を受けない。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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呼吸器の基礎医学 

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