文献

J-GLOBAL ID：201102204811319893   整理番号：11A0780486

生息環境保護の経済的動機づけ:マルチエージェントモデルの適用

An Economic Incentive for Habitat Preservation: Applying a Multi-Agent Model

著者 (1件)： KONOSHIMA Masashi (Univ. Ryukyus)
資料名： 環境情報科学  (Journal of Environmental Information Science)
巻： 39  号： 5  ページ： 9-20  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： S0805A  ISSN： 0389-6633  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生息環境の悪化と接続性崩壊を防ぐことで生物多様性を守るような土地利用へと変える,経済的動機づけを形成させる方法について検討した。生息地の空間分布パターンに対する経済的動機づけの影響を調べるため,仮想景観に対してマルチエージェントモデルを適用した。シミュレーション結果は,限られた予算の中での空間に対する補助金という動機づけが,生息環境分断化を防ぐために有効であることが示した。本モデルは,計算セル数,セル初期条件,接続性のみに注目するなど限定的モデルであるが,生息地保護に対する経済活動の影響と経済的動機づけの効果を客観的に評価するために役立つ。

シソーラス用語： *生息環境 ,  *環境保全 ,  *マルチエージェントモデル ,  連結性 ,  *動機づけ ,  *経済 ,  補助金 ,  生物多様性
準シソーラス用語： *環境保護 ,  接続性 ,  *経済的動機づけ

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生息環境 ,  経済 ,  動機づけ ,  マルチエージェントモデル