抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは英語教育において,一定の期限内に学習時間を設定したスケジューリング機能,毎回の学習結果に合わせて実施する習熟度の再判定,学習者自身が学習状況を把握するための自己モニタリング学習などの機能を備えたWeb教育システムを用いて,学習者の持続的学習をサポートする学習実験を実施してきた。その結果から,同一の教材,システムを用いても,実験クラスによって教材の難易度の感じ方や満足度など学習成果に差があることが示された。そこで今回はクラスという組織,学習環境に着目し,4つのクラスを対象に学習実験を行ない,その結果から学習効果とクラスとのかかわりを分析した。状況的学習論では,学習者は実践共同体であるクラスのメンバーとしてその活動に積極的に参加することが学習であるとしている。今回の実験でも,積極的にクラスでの活動に関わる姿勢を示したグループでの学習効果が高いことが示された。(著者抄録)