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J-GLOBAL ID:201102204868424316   整理番号:11A1937969

α-ピネンオゾン分解の超高分解能FT-ICR質量分析によるキャラクタリゼーション

Ultrahigh-resolution FT-ICR mass spectrometry characterization of α-pinene ozonolysis SOA
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  ページ: 164-172  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒドロキシルラジカルスキャベンジャーとしてのヘキサンの存在下および非存在下におけるα-ピネンのオゾン分解の二次有機エアロゾル(SOA)を超高分解能Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析(FT-ICR-MS)によって特徴づけた。900個を超える陰イオンについての分子式を質量範囲100~850uにわたって同定した。α-ピネンのオゾン分解において生成するヒドロキシルラジカルはSOA組成を変更する可能性があると予想されたが,大部分の分子式は3つのすべての実験で同一であると分析され,わずかな例外を除いてはそれらの相対的豊度は同様であった。したがって,SOAの詳細な組成はヒドロキシルラジカルスキャベンジャーのヘキサンの有無によってほんのわずかしか影響されなかった。SOAの陰イオン質量スペクトルは分子量の増加に対応する,増加する質量スペクトルの複雑性を有する4つのグループを含んでいた。O:Cの平均値は分子量の増加とともに0.55から0.42へと減少したが,H:Cの平均値はおよそ1.5であり,分子量増加にともなった変化はみられなかった。グループIIIおよびIVの最高相対豊度を持つ分子式はそれぞれ10~13個および13~16個の酸素原子,及び7~9個および9~11個の相当二重結合を有していた。SOA生成物の酸素含有量および相当二重結合の観測から,容易に確認可能な支配的経路のない複雑な集積反応機構が示唆される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酸化,還元  ,  気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
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