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J-GLOBAL ID:201102204869189574   整理番号:11A1342216

海洋堆積物から分離したStreptomyces albus POR-04-15-053の産出する抗腫瘍性アクチノピラノン類

Antitumor Actinopyranones Produced by Streptomyces albus POR-04-15-053 Isolated from a Marine Sediment
著者 (9件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 1590-1596  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: C0012B  ISSN: 0163-3864  CODEN: JNPRDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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海洋微生物から新規な抗腫瘍薬を探索している。イベリア半島の西南海岸で採集した海洋堆積物から分離した海洋由来放線菌,Streptomyces albus POR-04-15-053の発酵ブロスの有機溶媒抽出液から,新規な4種類の抗腫瘍性ピラノン類を単離した。すなわち,高度置換テトラエン側鎖を有するα-メトキシ-γ-ピロン類,PM050511,PM050463,PM060054,及びPM060431であった。主としてNMRとMSを組み合わせたスペクトル分析に基づいて,それらの構造を解明した。単離化合物4種類について,異なる3種類のヒト腫瘍細胞系(MDA-MB-231,HT29,及びA549)に対する細胞毒性活性を評価した。PM050511及びPM060431が,3種類の腫瘍細胞に対してGI50値=0.24~0.69μMの範囲で強い活性を示した。PM050463は,EGF媒介AP1trans-活性化の阻害を引き起こした。これらの結果から,ピラノン系列化合物は抗腫瘍薬としての開発に期待が持てる。
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分類 (4件):
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ピラン  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  動植物,微生物のその他の産生物質 
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