炭酸アルキル電解質による再充電可能なリチウム-O<sub>2</sub>電池内における反応

FREUNBERGER Stefan A.; CHEN Yuhui; PENG Zhangquan; GRIFFIN John M.; HARDWICK Laurence J.; BARDE Fanny; NOVAK Petr; BRUCE Peter G.

文献

J-GLOBAL ID：201102204870233358 整理番号：11A1038840

炭酸アルキル電解質による再充電可能なリチウム-O₂電池内における反応

Reactions in the Rechargeable Lithium-O₂ Battery with Alkyl Carbonate Electrolytes

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資料名：
巻： 133 号： 20 ページ： 8040-8047 発行年： 2011年05月25日
JST資料番号： C0254A ISSN： 0002-7863 CODEN： JACSAT 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

高エネルギー充電可能電池としてリチウム-O₂電池内が注目されているが,放電時における電解質炭酸アルキルの分解による性能低下が課題となっている。リチウム-O₂電池の充放電時の電池内の反応を詳細に検討した。リチウム金属アノード-LiPF₆/プロピレンカーボネート電解液-多孔質カソードからなる電池を組み立て,充放電に伴う電極,電解液の化学的変化をFTIR,MS,¹Hおよび¹³C MAS NMR,粉末XRDにより追跡した。その結果,放電時にはリチウムプロピレンジカーボネートC₃H₆(OCO₂Li)₂,Li₂CO₃,HCO₂Li,CH₃CO₂Li,CO₂およびH₂Oが生成することを見出した。充電時にはCO₂とH₂Oの発生を伴ってC₃H₆(OCO₂Li)₂,HCO₂Li,CH₃CO₂LiおよびLi₂CO₃の分解が生ずることが分かった。充放電サイクルの過程でHCO₂Li,CH₃CO₂Li,Li₂CO₃およびC₃H₆(OCO₂Li)₂,がカソード上に蓄積され,容量低下と電池性能の喪失をもたらしていると結論した。

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二次電池 , ジオキソール,オキサチオール,ジチオール , 電気化学反応

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炭酸アルキル電解質による再充電可能なリチウム-O2電池内における反応

炭酸アルキル電解質による再充電可能なリチウム-O₂電池内における反応