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J-GLOBAL ID：201102204900284718   整理番号：11A0886400

過給機用高品質アルミニウムインペラの新鋳造法

Novel Method for Casting High Quality Aluminum Turbocharger Impellers

著者 (3件)： WALLACE Greg (Aluminum Complex Components) ,  JACKSON Andrew P. (Aluminum Complex Components) ,  MIDSON Stephen P. (Midson Group)
資料名： SAE International Journal of Materials and Manufacturing  (SAE International Journal of Materials and Manufacturing)
巻： 3  号： 1  ページ： 405-412  発行年： 2010年 
JST資料番号： W2275A  ISSN： 1946-3979  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過給機は共通軸上にタービン及びインペラホイールが連結されている。最新のディーゼル機関の圧縮比は5:1で,小型インペラでは15万rpmにも達しており複雑な設計を採用しているため,翼根元やボア周辺では高応力が発生し,インペラは疲労により故障が発生する。従って過給機インペラを製作する際,欠陥を最小にする事が重要である。現在アルミニウム製過給機インペラの製作は石膏鋳造,又は鍛造+機械加工により行われているが,石膏鋳造インペラでは表面及び内部に欠陥が生じ,鍛造+機械加工品は高価である。本文では,アルミニウム過給機インペラを製作する新方式としてセミソリッド鋳造法を紹介した。本方式では金属が50%固体,50%液体の状態の時,ダイキャビティの中に金属を注入しインペラを製作する際に用いられた加工パラメータを記述した。本文では,空隙が発生しないセミソリッド鋳造では非常に高品質なインペラを製作できる事を示した。Aluminum Complex Components社は約4年セミソリッド鋳造プロセスを用いて市販のインペラを製作している。

シソーラス用語： 内燃機関 ,  *過給機 ,  羽根車 ,  *鋳造 ,  応力 ,  疲れ強さ ,  石膏 ,  内部欠陥 ,  部分融解 ,  鍛造 ,  機械工作 ,  *アルミニウム

分類 (2件)： 内燃機関一般  (PB02010R) ,  鋳造法,鋳込  (WC01030Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 過給機 ,  高品質 ,  アルミニウム ,  インペラ ,  鋳造法