抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本工業大学キャンパス内の建築物造成前後での生物多様性の変化についてフィールド及び画像調査した。植生変化の調査には新規開発した自動化経時観察カメラシステムを利用し,鳥の数の測定には一人もしくは少数で調査地域の一定ルートを時速1~2kmで歩き,半径25~50mに出現した鳥類のすべてを記録するラインセンサス法を使用した。鳥類の集団および種類は植生の変化と共に,造成前後で有意に変化していることが明らかとなった。鳥類は造成前ではスズメが全体の66%を占める優位種だったが,造成後ではヒヨドリが全体の40%を占めた。環境クイズで学生の生物多様性の認知度を評価したところ全3問題の正答率は29%だったが,生物多様性についての1問の正答率は有意性は不明であるが39%と高値だった。