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J-GLOBAL ID：201102205047848300   整理番号：11A0115690

球形および細長いCdSe量子ドットでのホットキャリア緩和力学の形状および温度依存性

Shape and Temperature Dependence of Hot Carrier Relaxation Dynamics in Spherical and Elongated CdSe Quantum Dots

著者 (4件)： CHEN Liangliang (Purdue Univ., IN, USA) ,  BAO Hua (Purdue Univ., IN, USA) ,  PREZHDO Oleg V. (Univ. Washington, WA, USA) ,  RUAN Xiulin (Purdue Univ., IN, USA)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 7758  ページ： 77580T.1-77580T.11  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CdSeナノ結晶(NC)は湿式化学法での最近のブレイクスルーにより製作されている。バルクなものと比べて,NCは新しい光学的,電気的,化学的性質を示した。量子閉じ込め効果により,これらの性質はまた,NCのサイズを単に変化させることによって容易に調整できる。NCの量子閉じ込めで誘起された新しい性質の利点のために,フォノンボトルネック効果がまず提案され,電子-フォノン相互作用が主なエネルギー緩和チャンネルとして見なされた。本研究では,筆者らはCdSe球形量子ドット(QD)および細長い量子ドット(EQD)でのフォノンを伴うホット電子緩和動力学を研究するために時間領域非断熱アブイニシオシミュレーションを適用した。EQDはQDより狭いバンドギャップとより密度が高い電子とホールエネルギー状態をもった。バンドギャップ値は負の温度依存性を示した。また,より多くのフォノンが電子で散乱され励起され,ホット電子に対してより高い緩和率を生じた。また,シミュレーションでは,EQDのホット電子緩和率がQDよりも弱い温度依存性をもつことが見出され,それはEQDでのより大きな熱膨張に寄与した。

シソーラス用語： *セレン化カドミウム ,  *量子ドット ,  ナノ結晶 ,  量子閉込め ,  *緩和現象 ,  *ホットエレクトロン ,  フォノン ,  電子-フォノン相互作用 ,  *形態 ,  *温度依存性 ,  *キャリア
準シソーラス用語： ホット電子 ,  緩和 ,  形状

分類 (1件)： ポーラロン,電子-フォノン相互作用  (BM02130P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 球形 ,  CdSe量子ドット ,  キャリア緩和 ,  力学 ,  温度依存性