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J-GLOBAL ID:201102205125274979   整理番号:11A1118801

かなた望遠鏡を用いた可視近赤外帯域におけるブレーザーの偏光モニタリング I フラックス,色,及び偏光の間の相関

Photopolarimetric Monitoring of Blazars in the Optical and Near-Infrared Bands with the Kanata Telescope. I. Correlations between Flux, Color, and Polarization
著者 (13件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 639-675  発行年: 2011年06月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ブレーザーにおける日-月時間スケールのフラックス,色,及び偏光変動の間の相関を報告し,それらの普遍的側面を議論した。1.5m「かなた」望遠鏡に装着したTRISPECを用いて2008年から2010年まで可視近赤外帯域で42個のブリーザーのモニタリングを実施した。28個のブリーザーは時系列データ集合の全てまたは一部で「明るくなると青くなる」傾向を示すことが分かった。これは10日以上の間に観測した天体の88%に対応する。従って,この観測は「明るくなると青くなる」傾向がブリーザージェットからの放射に共通していることを曖昧さなく確かめたことになる。この傾向は,見かけ上,一定の相対的に青い色の変動成分と潜在的赤成分により生成される。日-週時間スケールの目立った短期フレアはスペクトルヒステリシスを示す傾向にあった。その上昇フェーズはフレア極大周辺の崩壊フェーズより青かった。強いフラックス-色相関とは対照的にフラックスと偏光度の相関は相対的に弱く,10個の天体だけがかなりの正値相関を示した。偏光の回転はPKS1510-089,3C454.3,及びPKS1749+096の3天体においてのみ,あるいはS50716+714において検出された。光度とシンクロトロンピーク周波数νpへの変動度の依存性も調べた。その結果,より低い光度とより高いνpの天体はフラックス,色,及び偏光度におけるそれらの振幅の両方でより小さい変動を持つことが分かった。この観測は,異なった変動時間スケール,色,及び偏光を有する幾つかの異なった放射源が存在することを示唆する。エネルギー噴射,例えば,相対論的シェルにおける内部衝撃波による噴射は,日と月の両方の時間スケールでのブリーザー変動に対する主要因子であることを提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (144件):
  • Abdo, A. A., et al.2010a, ApJ, 716, 30
  • Abdo, A. A., et al.2010b, ApJ, 715, 429
  • Abdo, A. A., et al.2010c, Nature, 463, 919
  • Adelman-McCarthy, J. K., et al.2008, ApJS, 175, 297
  • Aharonian, F., 2006, A & A, 448, L19
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