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J-GLOBAL ID:201102205162436180   整理番号:11A0172071

真空アニーリングしたCoOナノスフェアにおける室温強磁性

Room Temperature Ferromagnetism in Vacuum-Annealed CoO Nanospheres
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  号: 50  ページ: 21989-21993  発行年: 2010年12月23日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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真空アニーリングしたCoOナノスフェアの合成と室温強磁性を報告した。従来の熱溶媒法でCoOナノ球を調製し,その大きさは直径40nmから250nmで酢酸コバルト対イオンの減少に伴って減少した。X線回折ではrock-salt構造で,空間群はFm3バーmだった。真空中異なる温度でアニーリングすると,350°C以下ではCoOのみの回折ピークを有したが,450°C以上では不純物として金属Coが沈殿してピークが存在した。アニーリング後の試料は250°Cアニーリング後もまだ常磁性を示す250nmCoOナノスフェアを除いて室温強磁性を示した。飽和磁化はナノスフェア直径の減少に伴って単調増加した。Co不純物相は強磁性を示した。O 1s X線光電子スペクトルからピークの幅広く非対称な性質はCoOナノスフェアのOの多様な配位を示し,CoO立方構造中のO2-イオン,近表面酸素・炭酸イオン中の酸素・吸着水や酸素分子のO,酸素空隙中のO2-イオンに帰属できた。酸素空隙の変化は飽和磁化の変動と一致し,CoOナノスフェア表面上の酸素空隙が強磁性と関連することを示唆した。
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  強磁性共鳴,反強磁性共鳴,フェリ磁性共鳴 
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