抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宇宙船ミュオンの質量は電子よりも約200倍重く,電磁相互作用のみが働く粒子であるという特徴の効果によって,高いエネルギーのミュオンは,鉄で数10~100mの厚みを通過することができ,ラジオグラフィーの対象とすることができる。宇宙船ミュオンを利用したピラミットや火山体の内部探索を行った例がある。高炉の内部は1500°C以上の高温で,直接内部の状態を計測することは困難である。ここで紹介する事例は,宇宙船ミュオンを用いて炉床部の密度及びレンガの残厚を非接触で計測できる可能性を確認することを目的としたものである。測定原理,計測装置,及び測定結果について述べた。