文献
J-GLOBAL ID:201102205464932276   整理番号:11A1549026

Rac1の抑制は,pho-p38MAPKの減少により,STZ誘発糖尿病性心筋症で心機能を保護する

Inhibition of Rac1 protects cardiac functions in STZ-induced diabetic cardiomyopathy through decreasing pho-p38 MAPK
著者 (7件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1285-1289  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】糖尿病性心筋症における心筋細胞および左室機能の大きさに及ぼすRac1抑制の効果を調査する。【方法】1型糖尿病をストレプトゾトシン(STZ,ip注射)により,生後8週間目のC57マウスに誘導した。糖尿病のマウスを,NSC23766,Rac1の特異的阻害剤(STZ+NSC群,n=15),または治療なし(STZ群,n=15)で治療した。非糖尿病性マウスを,空の対照群(反対群,n=10)またはNSC23766対照群(NSC群,n=10)として使用した。生存率,LVHW/BWおよび左室機能を,糖尿病誘導後8週目の終わりに検出した。心臓組織のANP,BNP,β-MHCおよびpho-p38MAPK発現を,リアルタイムRT-PCRおよびウエスタンブロット法によりそれぞれ分析した。ヘマトキシリンおよびエオジン染色(HE)を,心臓組織の細胞サイズを計量するため使用した。【結果】左心室の機能は,ANP,BNPおよびβ-MHCの有意な増加を伴った生存率の減少およびLVHW/BWの増加を有する糖尿病の動物で有意に弱められ,糖尿病の心臓のpho-p38MAPK発現を上昇させた。生存率の増加,左室機能の改善およびLVHW/BWの減少が,NSCで扱われる糖尿病の動物で観察された。ANP,BNP,β-MHCおよびpho-p38MAPKのmRNA発現は,NSC治療により糖尿病の心臓で有意に減少した。糖尿病の心臓が増加した心筋細胞の大きさは,NSC治療をうけた糖尿病の心臓組織で減少した。【結論】Rac1抑制は左室機能を保護し肥厚を減少させる。これは糖尿病の心臓のpho-p38MAPK発現の減少と関係している。こうしたデータは,Rac1の抑制が糖尿病性心筋症に有益である可能性を示唆する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  循環系の疾患 

前のページに戻る