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J-GLOBAL ID：201102205604433500   整理番号：11A1061719

パルマ藻の人工海水培地における培養と増殖特性

著者 (6件)： 山田和正 (福井県大 海洋生物資源) ,  吉川伸哉 (福井県大 海洋生物資源) ,  一宮睦雄 (水研セ 東北水研) ,  神谷充伸 (福井県大 海洋生物資源) ,  桑田晃 (水研セ 東北水研) ,  大城香 (福井県大 海洋生物資源)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2011  号： 春季  ページ： 123  発行年： 2011年03月14日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パルマ藻は珪酸質の殻を持つ細胞径が2-5μmの植物プランクトンで,高緯度海域における基礎生産と物質循環への高い貢献度が予測されている。パルマ藻の増殖特性を培地の化学成分を厳密に制御した条件で調べるため,人工海水培地を用いたパルマ藻分離株Triparma laevisの培養と,増殖特性の関係を解析した。その結果T.laevisは人工海水培地において海水培地と同等の生育速度を示すこと,5μmol m^-2・s^-1の光強度でも増殖が可能であること,5-90μmol m^-2・s^-1の光強度で比増殖速度が光強度に正比例すること,180μmol m^-2・s^-1の光強度では増殖が阻害されることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *植物プランクトン ,  海水 ,  循環 ,  培地
準シソーラス用語： *パルマ藻 ,  光強度 ,  人工海水 ,  物質循環

分類 (1件)： プランクトン  (FH02050R)

タイトルに関連する用語 (5件)： パルマ藻 ,  人工海水 ,  培地 ,  培養 ,  増殖