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J-GLOBAL ID:201102206123163831   整理番号:11A1194914

フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ芽球性白血病治療用のイマチニブ臨床試験

Clinical study of imatinib for treatment of Philadelphia chromosome positive acute lymphoblastic leukemia
著者 (8件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 181-185  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2307A  ISSN: 0253-2727  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】温熱療法とイマチニブの併用または,フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ芽球性白血病(ALL)用の同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)の効果と治療結果を探る。【方法】2006年1月から2009年3月までの30人の患者が本研究において登録された。すべての患者が,CDOLP誘導化学療法を受けた。薬物療法に無反応の16人の患者に,同時にイマチニブを与えた。30人の患者のうち11は人HSCTを受けた。他の19ケースはHD-Ara-C.HD-MTXとHD CTXを含む強化療法を受けた。維持療法処方は,イマチニブと併用したVPであった。【結果】17人の患者における白血球(WBC)数は,30人の患者の30×109/Lより高かく,29人はB細胞表現型と1T細胞表現型で,24人には,追加染色体異常があった。全体的完全寛解(CR)率は96.7%であった。平均CR期間は9(2-20)カ月であった。1年と3年の全生存(OS)率は,それぞれ(64.7±9.8)%と,(30.0±12.4)%で,イベント自由生存(EFS)率はそれぞれ(28.8±9.5)%と(19.2±10.1)%であった。30人の患者のうち13人におけるber-abl転写体は連続陰性であった。陰性ber-abl転写体の患者におけるOS率は,陽性bcr-ablよりも高かった(70.7%対61.3%)(P=0.189)。連続陰性のbcr-abl転写体の患者のEFS率は,連続陽性bcr-abl転写体の患者よりも顕著に高かった(P=0.01)。より高いWBC数群と正常WBC数群の平均全生存期間は,それぞれ10(4-18)カ月と29(5-36)カ月であった。より高いWBC数患者には,正常WBC数患者よりもより低いOSおよびEFS率がある(それぞれ46.9%と15.5%対83.5%と50.8%)(それぞれP=0.003と0.009)。【結語】イマチニブは,Ph+ALL患者の分子CR率およびCR期間を有意に向上させることができる。alloHSCTと併用したイマチニブは,これらの患者の治癒率を向上させることが予想される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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血液の基礎医学 
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