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J-GLOBAL ID:201102206306097560   整理番号:11A0823628

狩猟採集民のゲノム多様性は現生人類の南アフリカ起源を示唆する

Hunter-gatherer genomic diversity suggests a southern African origin for modern humans
著者 (20件):
資料名:
巻: 108  号: 13  ページ: 5154-5162  発行年: 2011年03月29日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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タンザニアのハツァ族やサンダウェ族,南アフリカのブッシュマンなどいくつかのアフリカの狩猟採集民集団における580,000以上のSNP(一塩基多型)のデータから,かれらが今日でも高度に分化した状態にあり,他のアフリカ集団では見られない主要な変異成分を含んでいることを見出した。また,狩猟採集民集団は27のアフリカ集団間で最低レベルのゲノム規模での連鎖不均衡を示す傾向にあった。アフリカにおける連鎖不均衡と集団分化の地理的パターンをFST測定により分析したところ,そのパターンは一般に仮定されている東アフリカよりもむしろ南アフリカの現生人類起源と一致した。さらに,アフリカの狩猟採集集団の遺伝的変異は,集団の深刻なボトルネック効果と性に偏りのある移動により,過去5千年に亘る農耕者と牧畜者との相互作用に有意に影響されていた。しかしアフリカの狩猟採集民集団は世界的に最高レベルの遺伝子多様性を保ち続けていた。
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分類 (2件):
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進化論一般  ,  動物分類学 
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