文献

J-GLOBAL ID：201102206368323184   整理番号：11A0790946

SPRY領域とSOCS Box含有蛋白質による誘導可能な一酸化窒素シンターゼの制御

Regulation of Inducible Nitric-oxide Synthase by the SPRY Domain- and SOCS Box-containing Proteins

著者 (9件)： NISHIYA Tadashi (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  MATSUMOTO Kazuma (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  MAEKAWA Satoshi (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  KAJITA Emi (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  HORINOUCHI Takahiro (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN) ,  FUJIMURO Masahiro (Univ. Yamanashi, Chuo, JPN) ,  OGASAWARA Kouetsu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  UEHARA Takashi (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  MIWA Soichi (Hokkaido Univ. Graduate School of Medicine, Sapporo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 11  ページ： 9009-9019  発行年： 2011年03月18日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 規則的な蛋白質のユビキチン化およびそれに続くプロテアソーム分解は,種々の細胞過程,例えば細胞周期制御,アポトーシス,細胞ストレス制御および抗原提示などをの重要な機序を表す。ここでは,iNOS制御の固有な機序を見出すために,D-I-N-N-N配列依存的にiNOSのN末端領域と相互作用する,SPRY領域とSOCS Box含有蛋白質1(SPSB1),SPSB2およびSPSB4を特徴づけた。免疫沈降反応研究で,マルチサブユニットE3ユビキチンリガーゼの成分であるエロンギンCとクリン-5の両方が,SPSB1,SPSB2またはSPSB4を経てiNOSと結合することがわかった。試験結果から,SPSB媒介iNOS分解の機序,およびiNOS制御に対して,種々のSPSB蛋白質が寄与することが分かったまた,有害な影響を起動できる一酸化窒素の生産過剰を防ぐために,活性化マクロファージにおけるSPSB蛋白質によって,iNOS濃度が制御されることも分かった。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *一酸化窒素シンターゼ ,  プロテアソーム ,  遺伝子 ,  ペプチドシンターゼ ,  マクロファージ ,  *SOCS ,  *ユビキチン化タンパク質 ,  iNOS遺伝子 ,  ユビキチン-タンパク質リガーゼ
準シソーラス用語： E3ユビキチンリガーゼ ,  SPSB蛋白質

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： SOCS ,  BOX ,  蛋白質 ,  誘導 ,  一酸化窒素シンターゼ