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J-GLOBAL ID:201102206534222839   整理番号:11A1029524

ヒト小柱網細胞におけるタンパク質発現に対するデキサメタゾンおよびラトランクリンAの作用

Effects of dexamethasone and latrunculin A on expression of protein in human trabecular meshwork cell
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 145-148  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2044A  ISSN: 1003-0808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景】デキサメタゾン(Dex)は小柱網細胞の機能および構造の変化を誘導することができ,ラトランクリンA(Lat A)は房水の流出を増強し,ひいては眼圧を低下させることができることが研究から明らかとなっている。【目的】ヒト小柱網細胞におけるタンパク質発現に対するDexおよびLat Aの作用を試験する。【方法】拡大培養法を用いてヒト小柱網細胞をDMEMで初代培養し,第5世代細胞を本試験に用いた。10-6mol/L Dex群(24時間のDex処理),Dex+Lat A群(10-6mol/L Dex+2mmol/L Lat Aで24時間処理),Lat A群(2mmol/L Lat Aで24時間処理)およびDMEM培養群としてDexおよび/またはLat Aを培地に添加した。2次元ゲル電気泳動(2DE)を用いて4群間のタンパク質発現を比較した。次に,種々の強度のタンパク質スポットを選択して質量分析に供した。【結果】Dex,Dex+Lat A,Lat Aおよび対照群からのヒト小柱網細胞の2次元ゲル電気泳動の4つのゲルパターンが得られた。4群すべてでヒト小柱網細胞におけるタンパク質の大半について非常に良好な結果が観察された。種々の培養条件間にはヒト小柱網細胞におけるタンパク質発現に明白な差が認められた。GDPiMALDI TOF MSによって24種のタンパク質(細胞骨格関連タンパク質,熱ショックタンパク質,レドックス関連タンパク質,糖代謝に関与するタンパク質など)が同定された。アルデヒドデヒドロゲナーゼ(ADLH)およびRab発現はLat A群では増大し,Dex群では減少したが,HSP27およびhCRMP2では逆の結果がみられた。【結論】本試験は2DEを用いることによってヒト小柱網細胞におけるタンパク質発現のパターンを構成する。DexおよびLat Aはヒト小柱網細胞におけるタンパク質発現に影響を及ぼす。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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眼の基礎医学 

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