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J-GLOBAL ID:201102206680189959   整理番号:11A0921583

蛍光in situハイブリダイゼーションによる乳癌のHER2遺伝子増幅とその臨床病理学的関連性

HER2 gene amplification in breast cancer by fluorescence in-situ hybridization and its clinicopathologic relationship
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 48-51  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2446A  ISSN: 1001-7399  CODEN: LYSBAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)による乳癌のHER2遺伝子増幅を検出して,乳癌との臨床病理学的関連性を調べること。【方法】Beijing(北京)のToren病院における浸潤性乳管癌の50症例について前向き研究を行った。臨床病理学的データをまとめ,DNAプローブを用いるHER2遺伝子増幅およびER,PRとHER2の免疫組織化学染色を行うために,パラフィン包埋切片を用いてFISHを行った。【結果】患者の平均年齢は55.5歳であった。病理学的悪性度評価の結果,11症例がグレードI,30症例がグレードIIおよび9症例がグレードIIIであった。TNM分類の結果,13症例がステージI,15症例がステージIIA,13症例がステージIIB,6症例がステージIIIA,2症例がステージIIIAおよび1症例がステージIIIBであった。リンパ節転移率の中央値は6.91%であった。33症例がER陽性,32症例がPR陽性であった。HER-2検出については,40症例がIHCによって陽性,33症例がFISHによって陽性であった。FISHによるHER2遺伝子増幅は,免疫組織化学によるHER-2発現と密接に関連していたが,病理学的悪性度評価,TNM分類,リンパ節転移率中央値,ERおよびPRの状態については有意な関連性がなかった(P>0.05)。FISH試験は,腫瘍塞栓の3症例および多発一次腫瘍の3症例で陽性であった。【結語】HER-2を検出するためのFISHおよび免疫組織化学は適合率が高く,HER2遺伝子増幅は腫瘍塞栓および多発一次腫瘍との関連性はあったが,予後を予測する間接的マーカーとしては使用できない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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腫ようの診断  ,  女性生殖器と胎児の腫よう 

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