文献

J-GLOBAL ID：201102206683672170   整理番号：11A0130652

10族金属フタロシアニン電子ドナーを用いた有機光起電素子

Organic Photovoltaic Cells Using Group 10 Metallophthalocyanine Electron Donors

著者 (3件)： KUSHTO Gary P. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA) ,  MAEKINEN Antti J. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA) ,  LANE Paul A. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA)
資料名： IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics  (IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics)
巻： 16  号： 6  ページ： 1552-1559  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W0734A  ISSN： 1077-260X  CODEN： IJSQEN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドナーとして10族金属(Ni,Pd,Pt)フタロシアニン(Pc)を,アクセプタとしてC₆₀を用い,有機平面ヘテロ接合太陽電池を作製した。金属中心が金属Pcのイオン化ポテンシャルに及ぼす有意な影響及び対応する開路電圧との相関を見つけた。重い金属(Pd,Pt)中心ほどパワー変換効率が高かった。これは電荷発生効率の改善と高い開路電圧に起因した。これらの効果は金属中心と配位子のスピン-軌道結合に起因するとした。銀陰極を持つPdPc素子で最高パワー変換効率2.4%を達成した。

シソーラス用語： *金属フタロシアニン ,  ドナー ,  *ヘテロ接合 ,  *太陽電池 ,  有機半導体 ,  イオン化ポテンシャル ,  効率
準シソーラス用語： 電子ドナー ,  *有機太陽電池 ,  光電変換効率

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 10族 ,  金属フタロシアニン ,  電子ドナー ,  有機光起電素子