抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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掘りたてゆで落花生の風味を持ったレトルト製品開発を行い,実用化に至った経緯を紹介した。レトルト条件は殺菌条件を満たし良好な味を維持できる処理条件を検討し,殺菌と食味の両方を満足させる加熱条件を見出すことができた。包装材は酸素透過度が低く,加工中の種皮の変色が少ない透明包材(ベセーラ)を用いた。作業工程を機械化・省力化すべく検討し,脱莢機と洗浄機を導入し,時間と人を全て手作業の約1/3までに減少させた。また収穫から36時間以内にはレトルト処理ができるような生産システムを構築した。落花生の生産者は加工業者との契約栽培により収益も確保できた。レトルト落花生の製造・販売には,落花生加工業者8社が応じ,平成10年には商品化されている。