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J-GLOBAL ID：201102207090896699   整理番号：11A1246939

地盤材料の構成モデル最前線 3.弾粘塑性モデル-時間依存性挙動の表現-

著者 (1件)： 三村衛 (京大 防災研)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 59  号： 5  ページ： 54-61  発行年： 2011年05月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： あらゆる物質に共有される時間依存性挙動を,土質材料に対して巨視的な物理モデルを用いてどのように表現するかについて,粘性土に対する粘塑性モデルを中心に解説した。土の時間依存性を表現するための枠組みとしての弾粘塑性構成モデルについて,歴史的経緯からモデルの構造による分類,類似点と相違点,それらがパフォーマンスに及ぼす影響等について概説した。また,境界値問題を解くという視点から,近年の大規模埋立工事に関する事例を紹介した。最も時間依存性挙動の特徴が顕著に現れる材料としての正規圧密粘土を中心とした内容を述べた。

シソーラス用語： 土木材料 ,  *時間依存性 ,  *構成モデル ,  粘性土 ,  境界値問題 ,  埋立 ,  *粘土 ,  地盤材料
準シソーラス用語： *正規圧密粘土 ,  大規模埋立工事 ,  *弾粘塑性モデル

分類 (1件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

引用文献 (43件)：

• PERZYNA, P. The Constitutive Equations for Rate Sensitive Plastic Materials. Quart. Appl. Math. 1963, 20, 4, 321-332
• PERZYNA, P. The Constitutive Equations for Work-hardening and Rate Sensitive Plastic Materials. Proc. Vibration Problems, 1963. 1963, 3, 243-377
• PERZYNA, P. Fundamental Problems in Viscoplasticity. Advances in Applied mechanics. 1966, 9, 321-332
• ADACHI, T. Constitutive Equations for Normally Consolidated Clays Based on Elasto-viscoplasticity. Soils and Foundations. 1982, 22, 4, 57-70
• KATONA, M. G. Evaluation of Viscoplastic Cap Model. Jour. Geotech. Eng., ASCE. 1984, 110, 8, 1106-1125

タイトルに関連する用語 (7件)： 地盤材料 ,  構成モデル ,  弾粘塑性 ,  モデル ,  時間依存性 ,  挙動 ,  表現