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J-GLOBAL ID:201102207113665800   整理番号:11A1690066

既存木造軸組構法住宅の耐震性評価の精度向上のための常時微動の活用に関する研究 -実測値と理論値の関係-

STUDY ON UTILIZATION OF MICROTREMOR FOR IMPROVEMENT OF PRECISION ON EVALUATING SEISMIC PERFORMANCE OF EXISTING WOODEN HOUSE - Relationship between measured values and calculated values -
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号: 37  ページ: 873-878 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4777A  ISSN: 1341-9463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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常時微動測定の結果から求めた固有振動数(実測値)を使い,耐震診断の信頼性を評価する手法の可能性を検討した。その結果,1)建築年と固有振動数(実測値)の関係を分析した結果,建築年が新しくなるに従い,固有振動数が上がるという若干の傾向は見られたが,ばらつきが大きく,相関係数は低い値となること,2)精密診断(1階評点)と固有振動数(実測値)の関係を分析した結果,若干の傾向は見られるがばらつきが大きく,固有振動数(実測値)のみから評点を推定するのは難しいこと,3)固有振動数(実測値)と,2質点系の振動モデルを想定して計算した固有振動数(理論値)の関係を分析した結果,壁剛性に対する接合部低減係数及び劣化低減係数は適用しないで計算すると相関が向上すること,などが分かった。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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建築物の耐震,免震,制震,防振 
引用文献 (10件):
  • 1) (財)日本建築防災協会:木造住宅の耐震診断と補強方法 木造住宅の耐震精密診断と補強方法(改訂版), 2004. 7
  • 2) 田中礼治, 伊藤真由子, 上廣太, 原田直樹, 守研二, 大沼正昭, 阿部良洋:常時微動を用いた木造住宅の耐震性能評価法に関する研究(その1~5), 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, pp.205-214, 1998. 9
  • 3) 鈴木祥之, 中治弘行, 平山貴之, 秋山真一:常時微動計測による木造住宅の振動特性, 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, pp.221-222, 1998. 9
  • 4) 田中宏明, 川瀬博:実測データに基づく木造住宅の三次元非線形動的挙動解析モデルの構築, 日本建築学会構造系論文集(592), pp.121-128, 2005.6
  • 5) 岩本亮, 川瀬博,包 那仁満都拉:微動計測に基づいた在来木造住宅の振動特性の地域性および年代変化, 日本建築学会構造系論文集 74(635), pp. 33-39, 2009.01
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