抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白金族を触媒として利用することは,特に自動車の排気ガス浄化処理として欠かせないものであるが,他のレアメタル同様供給上の課題を抱えており,その対策の一つとして使用量の低減化が望まれる。本稿では,白金族元素が持つ触媒活性をより有効に利用することで使用量を低減する技術について紹介した。この技術は,金属触媒の持つ活性度が,使用中の金属粒子の凝集による表面積の低減にあることに着目し,この凝集の進行を制御することに基づいている。ここで示した技術は,網目構造中に白金族元素を担持することで,凝集を抑止するものである。実際の触媒の調製,得た触媒の特性および物性について示し,50%の使用量削減を達成できることを示唆した。