抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では無共有計算機設計においてデータウェアハウス処理を行う上で特にタプルの再分散の問題に着目し,解決策として列指向データベースの特徴を活かした並列データベース構成法を述べる。特にΦハッシュ分割と呼ぶ,タプルの再分散を必要としないテーブル分割手法を提案する。Φハッシュ分割ではノード数に対するスケーラビリティを維持しながら,TPC-H等の複雑なデータ分析問合せを並列処理することができる。TPC-HのSF=100による評価実験で,提案手法がMapReduceに基づく競合システム(Hive)に対して顕著な性能面での優越(最大22.3倍,平均8.97倍)があることを示すとともに,提有手法の有効範囲と制限に考察を与える。(著者抄録)