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J-GLOBAL ID：201102207589669669   整理番号：11A1883312

溶融CuCl-Cu₂Se混合物の輸送特性

Transport Properties of Molten CuCl-Cu₂Se Mixtures

著者 (3件)： OHNO Satoru (Niigata Univ. Pharmacy and Applied Life Sci., Niigata, JPN) ,  TAHARA Shuta (Niigata Univ. Pharmacy and Applied Life Sci., Niigata, JPN) ,  OKADA Tatsuya (Niigata Coll. Technol., Niigata, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 80  号： 11  ページ： 114709.1-114709.6  発行年： 2011年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 組成と温度の関数として溶融CuCl-Cu₂Se混合物の電気伝導率 σと,熱電気出力 Sを測定した。混合物の電気伝導率は,液体Cu₂SeへのCuClの添加で急速に減少した。溶融CuCl-Cu₂Se混合物の熱電気出力は,CuClの量を増やすと安定した増加を示した。実験結果は,溶融CuCl-Cu₂Se混合物での支配的輸送プロセスが電子伝導からイオン伝導に変化することを示唆した。電子とイオンによる電流密度の基本程式を用いてσとSの組成依存を解析した。この解析によれば,伝導率ギャップは,液体Cu₂SeへのCuClの添加で徐々に増加し,そして,溶融(CuCl)_0.3(Cu₂Se)_0.7混合物で伝導率ギャップは0.68eVある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *塩化銅 ,  銅合金 ,  *セリウム合金 ,  溶融金属 ,  組成 ,  温度 ,  関数 ,  電気伝導率 ,  熱電効果 ,  電子 ,  イオン

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶融 ,  CuCl ,  混合物 ,  輸送特性