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J-GLOBAL ID：201102208127124604   整理番号：11A1040349

スピノサド剤とクロルフェナピル剤に対して感受性の低いミナミキイロアザミウマの発生

Occurrence of spinosad and chlorfenapyr resistance population of Thrips palmi Karny

著者 (3件)： 柴尾学 (大阪府立食とみどりの総合技術センター) ,  岡田清嗣 (大阪府立食とみどりの総合技術センター) ,  田中寛 (大阪府立食とみどりの総合技術センター)
資料名： 関西病虫害研究会報  (Annual Report of the Kansai Plant Protection Society)
巻： 49  ページ： 85-86 (J-STAGE)  発行年： 2007年 
JST資料番号： F0758A  ISSN： 0387-1002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピノサド剤とクロルフェナピル剤によるミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)の防除効果が得られない事例が認められたキュウリ栽培ハウスで,本害虫の個体群を採集した。そして,ソラマメ葉片浸漬法およびソラマメ催芽種子浸漬法により,本害虫に対するスピノサド剤とクロルフェナピル剤を含めた各種薬剤の殺虫効果を調べた。その結果,葉片浸漬法では,イミダクロプリド,アセタミプリド,エマメクチンおよびピリダリル剤の効果が高かったが,スピノサド剤とクロルフェナピル剤の効果は低かった。催芽種子浸漬法では,エマメクチン剤の効果が高く,クロルフェナピル剤の効果は認められたが,他の薬剤は効果が低かった。

シソーラス用語： *キュウリ ,  害虫 ,  *ミナミキイロアザミウマ ,  害虫防除 ,  *殺虫剤 ,  農薬耐性 ,  殺虫作用 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  ニトロアミン ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： *Thrips palmi ,  殺虫効果

分類 (4件)： 野菜  (FC03043X) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  化学的防除  (FC05050X) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (6件)： アセタミプリド ,  イミダクロプリド ,  エマメクチン ,  クロルフェナピル ,  スピノサド ,  ピリダリル

引用文献 (6件)：

• 1) 河合 章 (2001) 応動昆 45: 39-59.
• 2) 古味一洋 (2003) 高知農技セ研報 12: 21-25.
• 3) 柴尾 学・田中 寛 (1998) 近畿中国農研 96: 8-12.
• 4) 柴尾 学・田中 寛 (2004) 近畿中国四国地域における新技術 3: 35-38.
• 5) 田中 寛 (1988) 大阪農業 25 (2): 34-40.

タイトルに関連する用語 (4件)： スピノサド ,  クロルフェナピル ,  感受性 ,  ミナミキイロアザミウマ