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J-GLOBAL ID:201102208128688480   整理番号:11A1498053

食事性グルコシルセラミドはトランスグルタミナーゼ発現とインボルクリン産生を介して角化膜形成を促進する

Dietary Glucosylceramide Enhances Cornified Envelope Formation via Transglutaminase Expression and Involucrin Production
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 529-535  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: B0873A  ISSN: 0024-4201  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,食事性グルコシルセラミド(GlcCer)およびその代謝物であるスフィンゴイド塩基,スフィンゴシン(SS),フィトスフィンゴシン(PS),スフィンガジエニン(SD)および4-ヒドロキシスフィンゲニン(4HS)が角化膜(CE)形成に影響を及ぼすか否かを調べた。CEは,トランスグルタミナーゼ(TGase)により特異的前駆体蛋白質の架橋を通して表皮の最終分化の間に形成され,皮膚障壁機能に必須である。14日間連続してGlcCer(0.25mg/日)を経口投与すると,単回紫外線B(UVB)照射により誘導された障壁混乱のあるヌードマウスにおいて,皮膚バリアー条件の指標である経皮水分損失が劇的に減少した。GlcCer処理は,UVB照射マウス表皮におけるTGase-1mRNAレベルも対照と比べ約1.6倍増加させた。さらに,1μMの濃度で4つ全てのスフィンゴイド塩基は,正常なヒトケラチノサイト培養細胞のCE形成を促進した。それらの中で,SS,PSおよびSDは,主要CE前駆体蛋白質の1つであるインボルクリンの産生を刺激したが,4HSは刺激しなかった。SDは,TGase-1 mRNAの発現を増加させたが,SSは,TGase-3 mRNAの発現を増加させた。これらの結果は,GlcCer経口処理により誘導された皮膚バリアーの改善は,少なくとも部分的には,代謝的GlcCer由来のスフィンゴイド塩基により仲介される表皮におけるCE形成の強化によるものである可能性を示す。Copyright 2011 AOCS Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  外皮一般 

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