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J-GLOBAL ID:201102208366283161   整理番号:11A1591253

局所的皮質脳卒中後の視覚可塑性機構の包括的な低下と治療的回復

Global impairment and therapeutic restoration of visual plasticity mechanisms after a localized cortical stroke
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  号: 37  ページ: 15450-15455  発行年: 2011年09月13日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マウスにおいて皮質脳卒中の影響,そして2つの異なる可塑性パラダイムである視力と対比感度の増強あるいは眼球優位(OD)可塑性に対する抗炎症治療効果を調査した。視覚系の経験依存的可塑性モデルである片眼遮蔽(MD)マウス(3か月齢)を用いた。成体マウスの片眼遮蔽は感覚学習過程を誘導した。対照動物のMDは,健常眼の視力増大を誘導し,眼優位(OD)は健常眼にシフトした。対照的に,光による血栓作成(Photothrombosis,PT)処理は,視力増大およびODシフトを遮断したが,OD可塑性は損傷の反対側半球内に存在した。イブプロフェンはOD可塑性ではなく,MD後の視力および対比感度を回復した。炎症は感覚学習低下の要因となるが,OD可塑性の損傷誘導性低下は別の細胞機構に媒介されることから,感覚学習と古典的なOD可塑性の基礎的機構が異なることを示唆した。OD可塑性は単なる局所的過程として概念化できず,主要な視床皮質入力の活性変化がOD可塑性誘導には十分でないことから,非局所的影響がこれら学習現象に重要な役割を果していることを示唆した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  眼の基礎医学 

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