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J-GLOBAL ID：201102208452941244   整理番号：11A0938334

エクセナチドの臨床研究における最近の動向

Recent progress in clinical research of exenatide

著者 (1件)： LUO Tian-hong (Medical Dep.,Eli Lilly Asia,Inc.Shanghai Rep.Office, Shanghai)
資料名： Zhonghua Neifenmi Daixie Zazhi  (Zhonghua Neifenmi Daixie Zazhi)
巻： 26  号： 1  ページ： 1-4  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2319A  ISSN： 1000-6699  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： インクレチンは消化管ホルモンで,食後のインシュリン分泌を刺激する。インクレチンホルモンの一種であるグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)は,インシュリン分泌の刺激,グルカゴン分泌の抑制に関与し(どちらもグルコース依存性),胃排出を緩徐化し,満腹感を誘導する。また,2型糖尿病のβ細胞機能を改善する。しかし,その生物学的半減期が短いため,実際には2型糖尿病治療には用いられていない。エクセナチドはアメリカドクトカゲで発見されたペプチドで,GLP-1と高い類似性がある。エクセナチドはGLP-1に比して生物学的半減期が大幅に長く,2回の連日注射により治療目的での使用が可能なGLP-1受容体アゴニストである。エクセナチドを用いた臨床研究で,2型糖尿病患者のHbA_(1C),空腹時・食後血糖値,および体重が有意に減少したことが示された。動物実験では,エクセナチド治療後にβ細胞機能が改善し,β細胞量が増加したことが明らかとなった。その特異的治療有効性により,エクセナチドなどのGLP-1受容体アゴニストは最近発表されたガイドラインで2型糖尿病の治療に加えられている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *臨床医学 ,  ペプチドホルモン ,  消化管ホルモン ,  ホルモン受容体 ,  情報伝達受容体 ,  内分泌 ,  生物学的半減期
準シソーラス用語： *臨床 ,  グルカゴン様ペプチド-1 ,  GLP-1受容体 ,  インシュリン分泌 ,  インクレチン

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： エクセナチド ,  臨床 ,  研究 ,  動向