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J-GLOBAL ID：201102208697844945   整理番号：11A0889398

光学樹脂の屈折率制御・高透明化・エイジング

著者 (1件)： 谷尾宣久 (千歳科技大 大学院光科学研究科)
資料名： 日本接着学会誌  (Journal of the Adhesion Society of Japan)
巻： 47  号： 5  ページ： 203-209  発行年： 2011年05月01日 
JST資料番号： G0749A  ISSN： 0916-4812  CODEN： NSEGE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 屈折率を制御し,高透明化するためには,どのようにして構造を制御し,どのような分子設計をしたらよいのかについて論じた。また屈折率及び透明性を高分子の分子構造のみから定量的に予測するシステムについても紹介した。屈折率制御(屈折率と分子構造,光学高分子の屈折率予測システム),高透明化(高透明化のための高次構造制御,高透明化のための分子設計,光学高分子の透明性予測システム),光学高分子のエイジングについて概説した。光学高分子に要求される光学特性を実現するためには,高分子の光学特性を,その構造及び状態と関連づけることが必要である。また高分子材料の非晶構造,ガラス状態の本質を明らかにしていくべきである。

シソーラス用語： *光学活性高分子 ,  *屈折率 ,  *透明度 ,  加齢 ,  技術展望 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  ポリスチレン ,  ポリカーボネート ,  分子設計 ,  分子構造 ,  数値予測 ,  予測技法 ,  制御
準シソーラス用語： エイジング ,  構造制御

分類 (3件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  ポリスチレン  (YH07120V)

引用文献 (34件)：

• 1) 谷尾宣久, 高分子, 55, 734 (2006).
• 2) 谷尾宣久, “光学材料の屈折率制御技術の最前線", 第1編第2章 “基礎理論II:光学ポリマーの屈折率制御・高透明化・エイジング", 18, シーエムシー出版, (2009).
• 3) H. A. Lorentz, Ann, der Phys., 9, 641 (1880).
• 4) L. V. Lorenz, Ann. der Phys., 11, 70 (1880).
• 5) G. L. Slonimskii, A. A. Askadskii, and A. I. Kitaigorodskii, Vysokomol. Soedin., Ser. A, 12, 494 (1970).

タイトルに関連する用語 (3件)： 光学樹脂 ,  屈折率 ,  エイジング