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J-GLOBAL ID:201102208728703946   整理番号:11A1665046

光互変性GFPを用いた,回折限界を超える分解能での全光画像化と書き込み

Diffraction-unlimited all-optical imaging and writing with a photochromic GFP
著者 (11件):
資料名:
巻: 478  号: 7368  ページ: 204-208  発行年: 2011年10月13日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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レンズ系を使う光学顕微鏡法は,数十年の間,200nmより近い間隔で並んでいる蛍光体を識別できなかったが,最近になって隣接している蛍光体のオン・オフを連続的に切り替えることで,分解能の回折による限界が打破され,ナノスケールでの画像化が日常的に行えるようになっている。報告されているさまざまな蛍光体ナノ計測法では,分子ごとに強いビームによって規定された場所,あるいは無作為に蛍光をオン・オフする。今回我々は,低光量の光により生細胞や組織からの生データ画像を記録する光ナノ計測法を実証する。この進歩は,1,000回以上の可逆的な光切り替えが可能な蛍光タンパク質であるrsEGFP(reversibly switchable enhanced green fluorescent protein)が作製されたことで容易になった。生きている細菌や哺乳類細胞内で機能しているrsEGFP融合タンパク質の分布が,40ナノメートル以下の分解能で画像化される。生きた脳切片中の樹状突起棘は,以前より約100万分の1程度の弱い光量で超解像度で観察される。可逆的なオン・オフ切り替えにより,回折限界以下のサイズと間隔の物体の全光書き込みも可能となり,これはデータ記憶に使用できる。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (1件):
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生物物理的研究法 
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