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J-GLOBAL ID:201102208997141059   整理番号:11A1316418

マウスおよびヒト繊維芽細胞から機能を持つドーパミン作動性ニューロンを直接作り出す

Direct generation of functional dopaminergic neurons from mouse and human fibroblasts
著者 (19件):
資料名:
巻: 476  号: 7359  ページ: 224-227  発行年: 2011年08月11日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パーキンソン病は中脳ドーパミン作動性ニューロンの変性の結果として起こる神経障害だが,ドーパミン作動性ニューロンの移植はこの疾患の臨床予後を改善できると考えられている。特に,胚性幹細胞由来ドーパミン作動性ニューロンの移植は,ドーパミン欠乏状態での運動症状の回復に有効であることが示されている。しかし,多能性幹細胞由来の細胞の使用は,適切に制御されていないと腫瘍形成を起こす可能性がある。今回我々は,Mash1(別名Ascl1),Nurr1(別名Nr4a2),およびLmx1aという3種の転写因子の組み合わせが,マウスとヒトの繊維芽細胞から前駆細胞段階に戻ることなく,直接に機能を持つドーパミン作動性細胞を生成できる最小の組み合わせであることを示す。誘導ドーパミン作動性(iDA)細胞は,ドーパミンを放出し,自発的電気活動を示し,この自発的電気活動は一定の間隔を持つスパイクを形成し,これは脳のドーパミン作動性ニューロンの特徴を持つペースメーカー活性と一致する。3種の転写因子は,健常ドナーおよびパーキンソン病患者由来の出生前および成体繊維芽細胞で,ドーパミン作動性ニューロンへの変換を誘発できる。体細胞からの直接的なiDA細胞生成は,神経発生の重要な過程の解明やin vitroでの疾患モデル化,また細胞置換療法に大きくかかわってくるだろう。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  細胞生理一般 
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