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J-GLOBAL ID：201102209229906328   整理番号：11A1153116

超低NOx酸素富化燃焼技術の開発-Innova Jet-

著者 (4件)： 山本康之 (大陽日酸 ガスアプセ) ,  飯野公夫 (大陽日酸 ガスアプセ) ,  萩原義之 (大陽日酸 ガスアプセ) ,  羽路智之 (大陽日酸 ガスアプセ)
資料名： 工業加熱  (Industrial Heating)
巻： 48  号： 4  ページ： 9-13  発行年： 2011年07月01日 
JST資料番号： S0272A  ISSN： 0454-1499  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸素燃焼技術は省エネルギーに貢献する有望な技術として,各種燃焼アプリケーションに導入されてきた。その特徴は,酸化剤に窒素を含まないことにより,高温火炎(断熱火炎温度2800°C)が得られ,燃焼排ガス量が減少するため排熱ガス損失を低減でき,排ガス組成が炭酸ガスと水であり,炭酸ガス回収が可能になることである。本稿では,高温の酸素富化燃焼においてNOxを低減する技術として,強制振動燃焼を利用した新しいコンセプトの超低NOx酸素富化燃焼技術「Innova Jet」について解説した。1)コンセプト:燃料過濃燃焼と燃料希薄燃焼を周期的に切替えてNOxを低減,バーナー運転パターン,2)超低NOx酸素富化燃焼バーナー,3)実証試験(ベンチスケール):試験装置,NOx排出特性,炉内温度分布,4)実機設備:設備構成。

シソーラス用語： *バーナー ,  低NOXバーナー ,  燃焼 ,  省エネルギー ,  ガス回収 ,  環境保全 ,  振動燃焼 ,  強制振動 ,  希薄燃焼 ,  濃度 ,  実証実験 ,  温度分布 ,  火炎温度 ,  制御系 ,  二酸化炭素回収
準シソーラス用語： 燃焼バーナー ,  酸素富化 ,  酸素燃焼 ,  炭酸ガス回収 ,  酸素濃度 ,  制御システム

分類 (1件)： 燃焼装置一般  (PA03010V)

引用文献 (5件)：

• 1) 五十嵐弘,阿部智信,三宅新一,鷲見郁宏,菊地良輝:日本酸素技報,No 422, P.7~12(2003)
• 2) 諏訪俊雄,小林伸明,三宅新一:工業加熱,Vo1. 39, No. 3, P. 3 ^一 12 (2002)
• 3) 飯野公夫,近野直治,讃井宏:日本酸素技報,No. 13, P. 17 ^一 21 (1994)
• 4) 毛笠明志,宮藤 章,辻下正秀=日本機会学会論文集(B編),Vol.68, No.675, P.269~274 (2002)
• 5) R. Ruiz, S. Drogue, H. Abbasi and J. Wagner :International Gas Research Conference,vo1. 2, P. 2242~2249 (1995)

タイトルに関連する用語 (5件)： NOX ,  酸素富化 ,  燃焼 ,  開発 ,  JET