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J-GLOBAL ID:201102209645610160   整理番号:11A1034434

慢性ストレスによるラットの学習と記憶の障害および前頭海馬シナプトソーム膜流動性の変化

Chronic Stress Impairs Learning and Memory and Changes Frontal and Hippocampal Synaptosomal Membrane Fluidity in Rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 235-240  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2156A  ISSN: 0439-755X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】慢性ストレスがラットの学習,記憶機能に及ぼす影響は神経科学で注目されている問題の一つである。海馬(HP),前頭皮質(FC)は脳の主要領域であり,学習と記憶を調節しているが,ストレス反応の標的としての可能性もある。膜流動性の低下は脳の構造的,機能的変化の機序を示す重要な徴候と考えられる。本研究では,慢性ストレスがラットの空間学習と記憶および前頭海馬シナプトソーム膜流動性に及ぼす影響について検討する。【方法】複合ストレッサーによる慢性ストレス(足肢ショック,騒音,束縛,束縛と熱刺戟)を21日間加えた。ストレス負荷後,自発行動,空間学習,記憶成績をオープンフィールド-モリス水迷路試験により調べた。前頭海馬シナプトソーム膜流動性および遊離カルシウム濃度([Ca2+]i)を測定した。【結果】ストレス負荷ラットの自発運動能と探査行動は明らかに低下し,空間学習と記憶成績は障害された。さらに,対照群に比し,慢性ストレスラットの前頭海馬シナプトソーム膜流動性は著しく低下し,[Ca2+]iは亢進した。【結論】慢性ストレスによって行動変化が起き,空間学習と記憶が障害された。これには前頭海馬シナプトソーム膜流動性および遊離カルシウムイオン濃度の変化が介在すると考えられた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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