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J-GLOBAL ID：201102209900253733   整理番号：11A1943173

地熱開発促進調査 開発可能量調査 菰ノ森地域の結果概要

著者 (8件)： 永井保弘 (三菱マテリアル) ,  古川孝文 (三菱マテリアル) ,  和佐田博史 (三菱マテリアル) ,  小関武宏 (三菱マテリアルテクノ) ,  遠藤晋 (三菱マテリアルテクノ) ,  松永絹子 (三菱マテリアルテクノ) ,  松岡一英 (三菱マテリアルテクノ) ,  浅野弘光 (三菱マテリアルテクノ)
資料名： 地熱技術  (Journal of the Geothermal Energy Research & Development)
巻： 36  号： 3-4  ページ： 47-57  発行年： 2011年11月24日 
JST資料番号： L5004A  ISSN： 0285-1717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 秋田県菰ノ森地域における地熱開発促進調査が平成22年度に実施され,立地環境調査,地表調査,環境調査が実施され,本地域の地熱構造モデルが構築され,今後の調査計画が策定された。本地域は八幡平火山の北西部に位置し,第四紀の火山岩類及び地滑り堆積物により広く覆われている。また,南西部には焼山火山が分布し,周辺には噴気を伴う変質帯が広く分布し,温泉も分布している。本地域の地熱系の熱源としては,南東側に分布する八幡平火山群を噴出させた残存マグマが推定される。地表調査では地質調査,地化学調査,重力探査,電磁探査が実施され,地熱構造モデルが作成された。地熱構造モデルにより,生産ゾーン(断裂帯)と還元ゾーン(断裂帯)が設定された。モンテカルロ解析による容積法による資源量評価では,本地域では30MW級の発電能力を有すると評価された。生産井におる坑井生産予測シミュレーションでは,kh=1darcy・m程度あれば,蒸気流量は50t/h(熱水流量140t/h)程度が期待できる結果となった。

シソーラス用語： 地熱 ,  *地熱井 ,  *地熱開発 ,  *地熱探査 ,  地層 ,  *断裂帯 ,  *モンテカルロ法 ,  性能 ,  地表地質調査 ,  マグマ ,  重力探査 ,  火山岩
準シソーラス用語： 地熱貯留層 ,  発電能力 ,  火山岩類

分類 (1件)： 地熱エネルギー  (LB03040B)

引用文献 (1件)：

• 新エネルギー・産業技術総合開発機構(2011):平成22年度地熱開発促進調査報告書開発可能量調査菰ノ森地域.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地熱 ,  開発 ,  促進 ,  調査 ,  地域 ,  概要