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J-GLOBAL ID:201102210016715896   整理番号:11A0117058

家畜ふん堆肥連用畑土壌におけるカリウム,マンガン,鉄,銅および亜鉛の存在形態と希塩酸抽出性

Chemical forms and dilute hydrochloric acid extractability of potassium, manganese, iron, copper and zinc in soils of vegetable cropping field using for long term cattle or pig feces compost
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巻: 81  号:ページ: 563-572  発行年: 2010年12月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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家畜の飼料には飼養効率の改善等を目的に銅や亜鉛が添加剤と加えられているため,家畜排泄物ならびにそれを原料とした家畜糞堆肥にも銅や亜鉛が残存している。このため家畜糞堆肥を農耕地へ施用した場合,土壌中ならびに植物体中でも高い濃度で存在し,その残留が土壌保全,環境保全の上で問題となる。本研究では,家畜糞堆肥を15年間連用した土壌中の銅,亜鉛,比較としてカリウム,マンガン,鉄の全量濃度をフッ化水素酸分解法を用い,存在形態は定本らの逐次抽出法で分析を行った。また希塩酸抽出法を用いどのような存在形態の部分を抽出しているかを明らかにするため,0.1M塩酸抽出法を用い,逐次抽出法での抽出量と比較した。試験区は化成肥料区を対照に,牛糞堆肥(標準ならびに3倍量施用),豚ふん堆肥(標準ならびに3倍量施用)の5区とした。結果,銅は牛糞堆肥区ではほとんど変化がないが,豚糞堆肥区では高くなった。亜鉛は牛糞堆肥3倍区と豚糞堆肥両区で高く,豚糞堆肥3倍区では顕著に高くなった。存在形態について,銅は化成肥料区の土壌で吸蔵態,結晶態が多く,家畜ふん堆肥区では有機態の割合が高かった。亜鉛は結晶態の割合が最も高いが,銅と比較すると有機態,吸蔵態の割合が小さく,無機態の割合は家畜糞堆肥区で高くなった。また希塩酸抽出法では交換態,無機態に相当する量が抽出できたが有機態に相当する部分は抽出できなかった。
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分類 (2件):
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土壌化学  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (35件):
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