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J-GLOBAL ID:201102210055036424   整理番号:11A1116762

ホルスタイン種未経産雌牛の受胎率に及ぼす雌雄鑑別及び精子投与量の影響:雌雄鑑別精液と従来どおりの精液の類似した受精率は妥当と思われるか?

Effects of sex-sorting and sperm dosage on conception rates of Holstein heifers: Is comparable fertility of sex-sorted and conventional semen plausible?
著者 (6件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 3477-3483  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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雌雄鑑別したあるいは従来どおりの処置をした精液を用いて2.1あるいは10×106個の精子投与量で人工受精(AI)した後のホルスタイン種未経産雌牛の受胎率を比較した。8頭のホルスタイン種種雄牛から人口膣法で採取した射精液についてフローサイトメトリーによりX染色体をもつ精子を純度80%にまで選択したものとしなかったものを用量当たり2.1あるいは10×6個の精子で凍結保存した。すべての処置は卵黄(20%),TRIS,グリセロール(7%)精液希釈液中で行い,色でコード化した0.25mLフレンチストローに詰めた。ストロー(ストロー数350本/種雄牛当たりの処置)を箱詰めにし,12分割(各処置につき3本のストロー)でホルスタイン種未経産雌牛の51集団に分配した。ストローの色はAI時に農場所有の記録保存システムに記録し,電子的ダウンロードにより検索した。平均標本サイズ287±3.5回の交配/種雄牛における精液の種類当たりの精子用量(範囲248~318回の交配)からなる総数で9172回の交配事例を回収した。受胎率は,集団,種雄牛,精液の種類,精子投与量及び交配回数の種作用により影響を受けた。精子投与量による集団の相互作用は有意であると決定した唯一の相互作用であり,いくつかの集団(技術者)が少ない精子投与量で高レベルの受胎を維持することで他の集団よりも熟練していることを意味していた。集団及び種雄牛において,各精液の種類と精子投与量の組み合わせによる受胎率は次の通りであった:精子2.1×106個の雌雄鑑別精液で38%,n=2319;精子10×106個の雌雄鑑別精液で44%,n=2279;精子2.1×106個の従来どおりの精液で55%,n=2282及び精子10×106個の従来どおりの精液で60%,n=2292。雌雄鑑別精液において10×106個の精子投与量で2.1×106個の精子投与量に比べて受胎率が増加したものの,従来どおりの精液のいずれの精子投与量での受胎率よりも下回ったことは,精子鑑別あるいは凍結保存の効率において大きな技術的進歩がない状態下では,残念ながら雌雄鑑別精液による受胎率が従来どおりの精液と同程度とは見なせない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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牛  ,  繁殖管理 

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