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J-GLOBAL ID:201102210074495570   整理番号:11A1170018

溶質偏析による金属の粒界脆化についての第一原理研究:第II部.金属(Fe,Al,Cu)-水素(H)系

First-Principles Study on the Grain Boundary Embrittlement of Metals by Solute Segregation: Part II. Metal (Fe, Al, Cu)-Hydrogen (H) Systems
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資料名:
巻: 42  号:ページ: 330-339  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水素偏析(トラッピング)による金属の粒界(GB)脆化の微視的な機構は長年よく理解されてこなかった。第一原理計算から,ここで我々は,多くの水素原子がGBに偏析するならば,bccFeΣ3(111)およびfccAl(Cu)Σ5(012)対称傾角GBの計算した凝集エネルギーはかなり低下しうることを示す。このことは,GBの凝集エネルギーの低下はFe,AlおよびCuにおける水素誘起GB脆化を引起すことを示している。破壊中の水素の”可動性”効果,特にFe系に対して,を考慮すると,固溶状態から来る多くの水素原子は徐々に生成した二つの破断面に偏析し,さらに凝集エネルギーを低下させる。我々は高強度鋼における水素誘起遅れ破壊の低応力試験で観察される上および下臨界応力について新しい考えを示唆する,すなわち上臨界応力は破壊前のGBに偏析した”不動性”水素原子の量(密度)によって支配され,低臨界応力は不動性および可動性水素原子の全量(密度)によって支配される。その場合,可動性水素原子は破壊中二つの破断面に偏析する。Copyright 2010 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の金属組織学  ,  機械的性質 

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