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J-GLOBAL ID：201102210403739663   整理番号：11A1174659

樹形をベースにした林分成長モデルの考え方

著者 (1件)： 千葉幸弘 (森林総合研)
資料名： 北方林業  (Northern Forestry, Japan)
巻： 63  号： 7  ページ： 185-188  発行年： 2011年07月01日 
JST資料番号： Y0115A  ISSN： 0388-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 施業後の森林の成長を予測できるモデルの開発が望まれている。樹木成長の根幹となる樹形と生物的構造を踏まえたモデルの考え方を示した。そして,それに基づく森林の成長モデルの適用例を紹介した。内容は,1)平均樹冠長と林分密度,2)間伐による樹冠の変化と枝葉形成樹形のモデル化,3)幹の形状と樹高成長,4)人工林の成長のシミュレーション例に分けて概説した。森林は植栽から収穫まで長期間を必要とするから,施業支援ツールとしての予測モデルの活用により,適切な森林施業を推進できることを示した。

シソーラス用語： *林分 ,  *予測モデル ,  樹木 ,  樹冠 ,  立木密度 ,  間伐 ,  モデリング ,  樹幹 ,  植物成長 ,  人工林 ,  シミュレーション ,  作業 ,  形態 ,  *樹形 ,  樹高成長 ,  *成長モデル ,  *モデル ,  植物生理
準シソーラス用語： 施業支援ツール ,  枝葉形成樹形 ,  樹冠変化 ,  樹幹形状 ,  人工林成長 ,  平均樹冠長

分類 (1件)： 測樹学  (FF01040T)

引用文献 (10件)：

• 安藤貴ほか(1968)スギ林の保育形式に関する研究,林試 研報209,1-76.
• 千葉幸弘(2011)多様な森林管理のための施業支援システムは可能か?理想と現実の問.北方林業63:146-148.
• 千葉幸弘(2009)間伐に伴う林冠再閉鎖までの所要年数. 関東森林研究60:149-150.
• Chiba, Y(1990)Plant form analysis based on the pipe model theory. 1. A statical model within the crown. Ecol. Res.5:207-220.
• Chiba, Y(1991)Plant form analysis based on the pipe model theory. II. Quantitative analysis of ramification in morphology. Ecol。 Res.6:21-28.

タイトルに関連する用語 (3件)： 樹形 ,  林分 ,  成長モデル