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J-GLOBAL ID:201102210424085477   整理番号:11A1234071

PrIr2Zn20のFermi面と特性結晶性電場効果

Fermi Surface Property and Characteristic Crystalline Electric Field Effect in PrIr2Zn20
著者 (17件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 074605.1-074605.12  発行年: 2011年07月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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重フェルミ粒子超伝導体であることが最近示唆された,PrIr2Zn20のde Haas-van Alphen(dHvA)振動,電気抵抗率,磁気磁化率,磁化,そして比熱,を測定した。dHvA実験で,0.33×106~8.00×106 Oeまでの範囲の小さい周波数での,いくつかのdHvA分岐を見つけた。これは,PrIr2Zn20の格子パラメータを使ったLaIr2Zn20のエネルギーバンド計算の結果によって良く説明出来た。さらに,サイクロトロン有効質量は小さい ,すなわち 1m0未満(m0:電子の静止質量)。これは, 4f電子が完全に局所化して,Fermi面に貢献しないことを意味する。類似したdHvA結果を参照化合物LuIr2Zn20で得た。このように,ごく最近0.05K以下で観察されたPrIr2Zn20の超電導は重い準粒子によらない。実際,現在の超電導は,20Oeの磁場で消える。磁気磁化率,磁化,そして,比熱,の実験結果から,PrIr2Zn20の4f結晶性電場(CEF)スキームを推定した:Γ3(0K)-Γ4(36.0Kで非KramersΓ3ダブレットから分離)-Γ1(86.4K)-Γ5(103K)。このCEFスキームに基づいて,Hm≒50kOe H∥<100 >で0,.4Kでの磁気比熱の広いSchottkyピークと磁化のメタ磁性体様変則を議論した。(翻訳著者抄録)
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金属結晶の磁性 
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