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J-GLOBAL ID：201102210459240858   整理番号：11A0527449

高反射率塗料の屋外曝露による性能変化に関する研究

STUDY ON CHANGE OF PERFORMANCE BY OUTDOOR EXPOSURE OF REFLECTIVE PAINTS

著者 (5件)： 伊藤大輔 (ものつくり大学建設技能工芸学科) ,  武田仁 (東京理科大学) ,  藤本哲夫 ((財)建材試験センター中央試験所) ,  近藤靖史 (東京都市大学工学部建築学科) ,  足永靖信 (国土交通省国土技術政策総合研究所)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 17  号： 35  ページ： 217-220 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 市販されている高反射率塗料のサンプル(計137種類)を対象に,その性能の調査を行い,各サンプルの初期と屋外曝露後の性能について報告した。測定は建材試験センター中央試験所及び日本塗料検査協会で行い,測定項目は日射反射率,修正放射率,明度である。測定結果を測定項目ごとに,また屋外曝露期間ごと,保持率(初期値に対する曝露後の値の割合)も併記して示した。更に,屋外曝露による性能変化の影響を確認するために,屋根面表面温度,顕熱放熱量,冷房負荷の時刻変化,また顕熱放散量の日変化を算出した。ヒートアイランド緩和等のためのシミュレーションとして,レスポンス・ファクタ法に基づく非定常熱負荷計算プログラム「LECOM-env」により算出し,結果をグラフで示し,考察した。

シソーラス用語： *塗料 ,  ヒートアイランド ,  断熱材料 ,  *曝露試験 ,  *反射率 ,  放射率 ,  *明度 ,  *数値計算 ,  シミュレーション ,  計算機プログラム ,  顕熱
準シソーラス用語： レスポンス・ファクタ法 ,  *屋外曝露 ,  顕熱放散 ,  *高反射率塗料 ,  修正放射率 ,  定常熱負荷計算プログラム」 ,  *日射反射率 ,  *熱負荷計算

分類 (3件)： 建築物の断熱  (RB01033H) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B) ,  塗料の性質  (YJ03020Q)

引用文献 (7件)：

• 1) 藤本哲夫、岡田朋和、近藤靖史:高反射率塗料の日射反射性能に関する研究、日本建築学会環境系論文集、第601号、pp.35-41、2006.3
• 2) 有働邦広、近藤靖史、武田仁:クールルーフの適正な普及のための簡易評価システムの検討、日本建築学会技術報告集、第15巻、第31号pp.849-854、2009.10
• 3) JIS K5602:2008 塗膜の日射反射率の求め方、日本規格協会、2008
• 4) JIS R3106:1996 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法、日本規格協会、1998
• 5) JIS K5600-4-4:1999 塗料一般試験方法-第4部:塗膜の視覚特性-第4節:測色(原理)、日本規格協会、1999

タイトルに関連する用語 (3件)： 高反射率塗料 ,  屋外曝露 ,  研究