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J-GLOBAL ID：201102210618680996   整理番号：11A1929519

細胞移動の過程でのRac1活性化の第2の上皮成長因子誘導性ウェーブにおける14-3-3蛋白質の関与

Involvement of 14-3-3 Proteins in the Second Epidermal Growth Factor-induced Wave of Rac1 Activation in the Process of Cell Migration

著者 (10件)： KOBAYASHI Hiroki (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  OGURA Yusuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SAWADA Masato (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  NAKAYAMA Ryoji (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  TAKANO Kei (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  MINATO Yusuke (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  TAKEMOTO Yasushi (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  TASHIRO Etsu (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  WATANABE Hidenori (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  IMOTO Masaya (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 45  ページ： 39259-39268  発行年： 2011年11月11日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞移動の重要性は,数多くの生理学的プロセにおいて明らかである。ここでは,上皮成長因子(EGF)は,細胞移動のプロセスにおいて二相性のRac1活性化を誘導することを報告する。細胞移動阻害剤であるUTKO1は,Rac1活性化のEGF誘導性第2ウェーブを阻害したが,第1ウェーブは阻害しなかった。また,UTKO1の標的蛋白質として14-3-3ζを同定した。さらにUTKO1は,Rac1活性化第2ウェーブに関係するTiam1への14-3-3ζの結合を阻害することを示し,その結果としてEGF誘導性の細胞移動は阻害されると考えられた。

シソーラス用語： *細胞移動 ,  *Rhoタンパク質 ,  活性化 ,  EGF【成長因子】 ,  生理活性因子 ,  *アダプタータンパク質 ,  タンパク質 ,  14-3-3ζ ,  Tiam1 ,  Rac1 GTP結合タンパク質
準シソーラス用語： Rac1 ,  UTKO1

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 細胞移動 ,  過程 ,  Rac1 ,  活性化 ,  上皮成長因子 ,  ウェーブ ,  蛋白質