抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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岡山大学環境学研究科では,「循環型社会形成学」と「持続発展教育(ESD)」を融合させ,アジア諸国の循環型社会の形成に中心となって活躍できる人材を養成するために,平成19年度~22年度の3年間,「アジア環境再生の人材養成プログラム」プログラムを実践した。具体的には,選抜した修士課程と博士後期課程の学生に,1)ESDを通して現代物質社会への問題意識や解決意識を高め,2)循環型社会に関連した技術論・計画論・政策論を体系的に学ばせ,さらに,3)実践面では,プロジェクト実習を通して地域循環から国際循環へと段階的に循環型社会のイメージを膨らませることによって,アジアの環境再生に向けて国際的にリーダーシップを発揮できる人材を養成する。本稿ではこのプログラムについて,カリキュラムや実習の事例紹介,そしてプログラムの評価について説明する。(著者抄録)