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J-GLOBAL ID：201102210663460840   整理番号：11A1985252

微小管細胞骨格の翻訳後制御: 機構と機能

Post-translational regulation of the microtubule cytoskeleton: mechanisms and functions

著者 (2件)： JANKE Carsten (Inst. Curie, Orsay, FRA) ,  BULINSKI Jeannette Chloe (Columbia Univ., New York, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 12  号： 12  ページ： 773-786  発行年： 2011年12月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チューブリンの脱チロシン,Δ-2チューブリンへの分解,アセチル化,さらにポリグルタミル化とポリグリシル化等の翻訳後修飾にともなう微小管サブタイプ形成に関する研究の歴史と,関連蛋白質,酵素についての知見を時系列で述べた。翻訳後修飾はチューブリンチロシンリガーゼ-様(TTLL)酵素,C末端Glu開裂カルボキシペプチダーゼ(CCP)ファミリーデグルタミラーゼによる脱チロシンなど多くの修飾酵素が関与する。α-チューブリン/β-チューブリンC末端尾部修飾の複雑性から,細胞はチューブリンコードか微小管コードを選択してどの微小管あるいは微小管領域が個別の機能を受け入れられるかを読み多様なチューブリンアイソタイプの発現がどのように翻訳後修飾とクロストークしているかはまだ明らかではなく,翻訳後機構を介して得られる分子多様性を考慮した微小管機能の再評価は今後の微小管研究の主要課題であると考えられる。

シソーラス用語： ペプチドシンターゼ ,  カルボキシペプチダーゼ ,  *微小管 ,  *細胞骨格 ,  *チューブリン ,  翻訳後修飾 ,  表現型 ,  形態形成 ,  分子モデル ,  チューブリンチロシンリガーゼ ,  シグナル伝達 ,  *タンパク質
準シソーラス用語： 細胞情報伝達

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 微小管 ,  細胞骨格