抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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江戸川大学の情報文化学科には,「情報コミュニケーションコース」「国際コミュニケーションコース」「eビジネスコース」の3つのコースがある。学生は次々と多くの技術や知識を学ばなければならず,モチベーションの維持が必要である。近年,学生のモチベーション維持に「見える化」と「振り返り」が効果的だといわれている。そこで,学生の学習成果を見える化し,蓄積して,学生のモチベーション維持に貢献するためのスタートとして,基本的なソフトウェアスキルを測る方法を研究した。本研究では,「情報コミュニケーションコース」に限定し,ソフトウェアの操作方法についてのスキル調査を行った。対象としたソフトウェアはMicrosoft Word,Microsoft Excel,Microsoft PowerPoint,Adobe Illustrator,Adobe Photoshopである。これらのプログラムに対する既存の試験問題を一般的な操作方法に修正してアンケート項目とし,1学年および2学年の学生に5段階で回答するように指示した。本稿では,結果の分析結果を示した。この方法は1年生から2年生へのスキルの上昇を測るのに適していると思われる。また,スキル調査は,学生自身の自己評価によるため,学生自身の自己点検としての役割を担う効果もあると考えられる。