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J-GLOBAL ID：201102210989245265   整理番号：11A1817920

セラミックスの熱膨張特性 負熱膨張性マンガン窒化物を用いた熱膨張可変複合材料

著者 (1件)： 竹中康司 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 46  号： 11  ページ： 960-964  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 材料の熱膨張制御の要求に答えるのが,「温めると縮む」負膨張材料である。負膨張材料はこの10年で目覚しく進展した。本稿では,負膨張材料のうち,筆者らが開発したマンガン逆ペロブスカイト型窒化物に着目した負膨張可変複合材料について解説した。1)負の熱膨張:機構(flexible network,原子半径収縮,磁気体積効果),2)マンガン逆ペロブスカイトの巨大負熱膨張:磁気体積効果,マンガンペロブスカイトMn₃AX,線膨長曲線の例(Mn₃ZnSnN,Mn₃CuSnNなど),結晶構造,磁気構造,3)負熱膨張材料を用いた複合材料:Mn₃CuSnN/AC8Aアルミニウム合金など。

シソーラス用語： *セラミック ,  複合材料 ,  *窒化物 ,  マンガン化合物 ,  結晶 ,  結晶構造 ,  スズ化合物 ,  銅化合物 ,  熱膨張 ,  熱膨張係数 ,  磁気体積効果 ,  温度依存性 ,  磁気構造 ,  JIS【規格】 ,  アルミニウム合金 ,  置換 ,  磁気転移 ,  磁化率 ,  混合則 ,  逆ペロブスカイト型結晶 ,  負の熱膨張 ,  AC8A ,  CMC
準シソーラス用語： セラミックス基複合材料

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  非金属のその他の熱的性質  (BL05040J)

引用文献 (31件)：

• SLEIGHT, A. W. Inorg. Chem. 1998, 37, 2854-2860
• KITTEL, C. Introduction to Solid State Physics. 2005, Chapter 3
• LONG, Y. W. Nature. 2009, 458, 60-63
• WASSERMAN, E. F. Invar : Moment-volume instabilities in transition metals and alloys, Ferromagnetic Materials. 1990, 5, 237-322
• FRUCHART, D. J. Phys. Soc. Japan. 1978, 44, 781-791

タイトルに関連する用語 (7件)： セラミックス ,  熱膨張 ,  負熱膨張 ,  マンガン ,  窒化物 ,  可変 ,  複合材料