文献
J-GLOBAL ID:201102211358314750   整理番号:11A0418545

共優占樹種,Podocarpus nagiとNeolitsea aciculataにおける種内と種間競争の空間パターン形成と相対寄与

Spatial pattern formation and relative importance of intra- and interspecific competition in codominant tree species, Podocarpus nagi and Neolitsea aciculata
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 37-46  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本,奈良市,三笠山における2共優占樹種,Podocarpus nagiとNeolitsea aciculataの枯死率,及び種内と種間競争による空間パターンとそれらの変化を分析した。Podocarpus nagiは高耐陰性であるが,N.aciculataより狭い種子分散範囲をもつ。2種の空間パターン形成と共在の機構を推定した。Podocarpus nagiとN.aciculata樹は凝集し,互いに空間斥力を示す。P.nagiまたはN.aciculataのどちらかにより支配されるパッチが形成される。枯死率による空間パターンの変化に有意な変化が検出されないにもかかわらず,Podocarpus nagi樹は樹木の成長とともに凝集が少なくなった。P.nagi集団のパッチ形成は狭い種子分散範囲により誘導されたと思われる。一方,N.aciculata樹は樹木の成長とともにより凝集しP.nagi樹からり斥力を受ける。N.aciculata樹の分布は調査期間にわたるランダムな枯死率から予測されるよりより凝集にシフトした。P.nagiの競争的排除による分散後の枯死率がN.aciculata集団のパッチ形成に影響した。相対成長速度に対する種間競争と種内競争の相対寄与は樹木の成長とともに増加した。このシフトは2種間の空間斥力の増加に対応した。P.nagi集団のパッチ形成はP.nagiからのN.aciculataの空間避難をつくりだし,種間競争の回避と2種の共在を可能にする。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林生物学一般  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (69件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る