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J-GLOBAL ID：201102211387163914   整理番号：11A1344564

規則格子マンガン酸化物の相分離およびスピン・電荷・軌道整列の核磁気共鳴およびμSRによる研究

NMR and μSR Studies of Phase Separation, Spin, Charge and Orbital Ordering in A-Site Ordered Manganese Oxides

著者 (3件)： 大野隆 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  川崎祐 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  岸本豊 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
資料名： 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部研究報告(Web)  (Bulletin of Institute of Technology and Science, Tokushima University(Web))
号： 54  ページ： 17-23 (WEB ONLY)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0193A  ISSN： 2185-9094  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： YBaMn₂O₆ならびにLaBaMn₂O₆の従来の無秩序型と比較しつつ,秩序型の原子核位置や電子状態を核磁気共鳴とミューオンのスピン回転法μSRによって調べている。核磁気共鳴実験ではMn³⁺,Mn⁴⁺の磁気モーメントはそれぞれ理論値に近い3.6および3.0μ_Bと見積もられた。またμSR測定から常磁性状態や反強磁性相の弁別も内部磁場の温度変化など可能であった。また核磁気共鳴からLa系の場合で無秩序型も混在し,強磁性相と反強磁性相の共存が立証された。巨大磁気抵抗効果を示す起源がこの共存状態にあると結論している。

シソーラス用語： *相分離 ,  *μSR ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  磁気モーメント ,  常磁性 ,  反強磁性 ,  *酸素酸塩 ,  *マンガン化合物 ,  イットリウム化合物 ,  バリウム化合物 ,  ランタン化合物 ,  *磁気抵抗 ,  強磁性
準シソーラス用語： *巨大磁気抵抗

分類 (3件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  ミュー粒子スピン回転  (BM07060W) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： 規則格子 ,  マンガン酸化物 ,  相分離 ,  スピン ,  電荷 ,  軌道 ,  整列 ,  核磁気共鳴 ,  μSR ,  研究